2023-06-26から1日間の記事一覧
藪田貫『大塩平八郎の乱』(中公新書2022)読了。大塩の乱については、限られた史料ながら手堅い推論としっかりした文体でもって人物と事件を描き出した、幸田成友『大塩平八郎』(中公文庫;1910年)が古典である。森鷗外の歴史小説は幸田に依拠したものである。…
藪田貫『大塩平八郎の乱』(中公新書2022)読了。大塩の乱については、限られた史料ながら手堅い推論としっかりした文体でもって人物と事件を描き出した、幸田成友『大塩平八郎』(中公文庫;1910年)が古典である。森鷗外の歴史小説は幸田に依拠したものである。…